小谷常グループが目指す、
ユニバーサルツーリズムとは…

雪を見たことがない
あの子にも、この景色を…

ユニバーサルツーリズムの定義、
「高齢や障がい等の有無にかかわらず、誰もが気兼ね
なく参加できる旅行」

高齢者を前提とした旅行支援サービスやバリアフリー
化を実施する宿泊施設は少しずつ増えつつありますが
お家で治療が必要な子どもたちや終末医療を受けて
おられる方を迎え入れることが出来る宿泊施設は
現状では皆無に等しいと云えます

小谷常グループでは地域医療等と連携体制を整え、
今まで旅行を諦めていた方にも旅行をお楽しみいた
だける日本初のサポート体制を整備しております

全館バリアフリー設計で室内用車椅子対応の棟もご用意しております。 有料での介護ベットや手摺りなどのレンタルも可能で吸入器などの電源確保など安心してご宿泊いただける室内環境を整備しております。

京丹後市消防本部より「救マーク指定事業所」として認定されており、AEDの設置および社員全員の上級救命講習資格の取得に取り組んでおります。

地域の医療機関と連携を行い、旅行前にお伺いする事前情報を元に医師などと情報共有して、滞在期間中の往診の手配もさせていただいております。
また、滞在中の急な体調不良などがあった場合の往診手配も承っております。

※往診費用などは別途、費用が必要となります。

1.

お電話でご予約して下さい。 その際、当館のスタッフまで宿泊されたい方の現況、ご使用中の機器、ご希望のプラン等をお伝え下さい。 後日、担当スタッフより詳細なプランのお見積をお送りさせて頂きます。

2.

プランのお見積をご確認頂き、本予約頂けましたら、お電話でお伝えいただいた内容を集約し、担当スタッフと打ち合わせを行い、事前に情報を共有しておきます。

3.

介護用品レンタルの手配と交通手段の確認など具体的な準備に入ります。 ご来館までには万全の態勢を整えます。

※レンタル用品代金は事前外注の為、振替前金制となっております。

4.

チェックイン後に再度、お客様の情報と現況、準備している項目に相違がないかを確認します。 レンタル機器等の説明も行います。

滞在中の往診について

当館では地域の医療機関と医療連携を行っております。滞在期間中、安心していただけますよう往診の手配をさせていただいております。
また、事前のご連絡いただいていない場合でも急な発熱など体調不良で急遽、往診をご希望される場合でも地域の医療機関に往診を依頼する事が可能です。但し滞在日によっては往診出来ない場合もございますので予めご了承下さい。

[医療的ケア児・往診を含む旅行プランに関する留意点]

  • ※宿泊プランの他に有料介護用品などのレンタル費用が別途、必要となります。その際は振替前金制となります。
  • ※医療的ケア児、ターミナルの方で滞在中に往診をご希望される際は必ず医療コンシェルジュサポート付きの宿泊プランをご予約して下さい。
  • ※医師のスケジュールにおいて往診が困難である場合や、スタッフの人員不足で万全なサポート体制が取りにくい場合がございます。その際、ご希望日でのご予約がお受け出来ない場合がございます。予めご了承下さい。
  • ※当館でご用意出来ない機器等がある場合や医師の診断で旅行すべきではない病状と判断された場合は、ご宿泊をお断りさせて頂くことがございます。
  • ※法律により旅館スタッフは入浴やお食事の介助を行うことが出来ません。専門の介護士などの同伴をご検討下さい。

  • 10代男児/筋ジストロフィー

    ご家族と普段、お世話になっておられる訪問介護士様と共にレンタカーにてご宿泊していただきました。 有料の介護ベットなどを事前に手配させて戴き、ご家庭に近い環境下で快適に過ごされ、食事は普段と比較しても多くお召し上がりになっておられました。 滞在中、ご家族のご依頼で医師による往診も手配させていただきましたが、何事もなく帰路に着くことができました。

  • 3歳男児/脳性麻痺・声帯麻痺等

    お子様にとって生まれて初めての旅行が出来ました。 必要な介助用品等はすべてご持参いただき、普段からお世話されている訪問看護士様と訪問介護士様も一緒にご宿泊され、医師による往診も行うことでご家族も併せて、滞在中は安心してお過ごしいただけました。 お子様ははじめて見た海や砂浜に興味津々で、ご家族や同伴された介助の皆様も終始笑顔で素敵な旅となりました。

  • 60代女性/末期の癌(終末期)

    末期の癌を患い、最後の家族旅行として3世代でご宿泊いただきました。 食事前までいつ状態が崩れるか皆様でご心配されていましたが、「医師による往診などが可能です」とお伝えすると皆様の顔に穏やかな表情が戻り、楽しみにされていた松葉ガニもゆっくりお召し上がりになられました。 状態も安定しておられ救急搬送もなく帰路に着かれました。

  • 70代男性/肺癌

    奥様と弟様夫婦四名で2部屋に別れてご宿泊。 自足での歩行は困難で、弟様が車椅子で介助されご自宅より酸素ボンベを装着してご来館いただきました。 滞在中に少し体調に不安を感じられたので、地域の医療機関で診察と薬を処方していただき、悪化されることもなく無事、帰宅されスタッフ一同、胸を撫で下ろしました。